
新山清の写真歴は昭和とともに始まります。作品はカメラ雑誌やコンテストに発表していきます。戦後は写真家との交流をもちアマチュア指導に力を注ぎ、写真界の発展に貢献します。1958年に旭光学に入社し、東京サービスセンター初代所長、宣伝部長、ワールドフォトコンテスト事務局を歴任。仕事の傍ら撮影に明け暮れ、その作風は多岐にわたります。特に造形感覚にあふれ、主観主義写真は国内外で高い評価を得ています。今回の展示は生誕110周年を記念してペンタックスのカメラで撮影したモノクローム作品をヴィンテージ、モダンプリントを含めて約40点を展示、販売いたします。
※2021年9月16日(木)~10月4日(月)の会期でスクエア東京ギャラリーAにおいて開催された同写真展の巡回展です。